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フランスの空母シャルル・ド・ゴールがアブダビに到着

フランスの空母シャルル・ド・ゴールが木曜日にアブダビに到着した。(フランス海軍)
フランスの空母シャルル・ド・ゴールが木曜日にアブダビに到着した。(フランス海軍)
木曜日にアブダビに到着したフランスの空母シャルル・ド・ゴールの乗組員。(フランス海軍)
木曜日にアブダビに到着したフランスの空母シャルル・ド・ゴールの乗組員。(フランス海軍)
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26 Mar 2021 05:03:29 GMT9
26 Mar 2021 05:03:29 GMT9
  • フランス海軍の旗艦の到着は、反ダーシュ連合における同国の役割の一環として実現した。
  • 湾岸地域への空母配備は同地域の水域における航行の自由を示すものだ。

 Zeina Zbibo 

アブダビ:フランスの空母シャルル・ド・ゴールが木曜日、同地域の水域における「航行の自由を示す」ための軍事展開の一環としてアブダビに到着した。

フランス海軍のこの旗艦は、攻撃部隊を構成するフリゲート艦3隻、潜水艦1隻、給油船1隻とともにザイード港に停泊した。

アラブ首長国連邦の首都への空母到着は、地中海東部、紅海、インド洋、アラビア湾に4ヶ月かけて軍事展開する「クレマンソー21」と呼ばれるミッションの一環だ。このミッションには、連合国とともに行うダーシュに対する作戦が含まれている。

この船にはギリシャ、ベルギーのフリゲート艦とアメリカ海軍の駆逐艦ポーターが同行した。

「この軍事展開“クレマンソー21”の主要ミッションは、テロとの戦い、そしてダーシュとの戦いである」とマルク・オーセダ海軍少将は述べた。「また私たちは、フランスの利益、ヨーロッパの利益、同盟国の利益が危機にさらされている戦略的地域内に配備されている訳であり、このミッションは、情勢の安定を広め、航行の自由と海洋から行う活動の自由の重要性をすべての人に思い起こさせるためのツールでもある 」

イランとその代理勢力は、世界で最も通行量の多いアラビア半島周辺の海運ルートのいくつかで船舶に対して行った一連の攻撃について非難を受けている。

ラファール戦闘機20機とE-2Cホークアイ早期警戒管制機2機を搭載するシャルル・ド・ゴールは、水曜日までアブダビに停泊する。

先月トゥーロンの基地から出航して以来、空母は、アラビア海で先週行われたアメリカ、日本、ギリシャとの合同訓練を含む多くの軍事演習に参加してきた。

来月、空母はインドとアラブ首長国連邦とともに軍事演習に参加し、その後地中海東部に戻り反ダーシュ連合との協力作業を継続する。

シャルル・ド・ゴールの司令官Guillaume Pingetは、海上で40日間過ごした後アブダビに停泊し、乗組員たちは休息を取り、家族や友人と再会することができたと述べた。

「アブダビでの停泊は、兵站業務を行い、船の保守作業を行う機会である」と司令官は述べた。

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