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日本とサウジアラビアが中東危機について首脳電話会談

日本の岸田文雄首相とサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子。(AFP)
日本の岸田文雄首相とサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子。(AFP)
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19 Oct 2023 12:10:54 GMT9
19 Oct 2023 12:10:54 GMT9
  • 日本の首相がガザの病院への攻撃と死者について憤りを表明し、沈静化を呼びかけた
  • 岸田首相は、日本は国際組織を通じてガザに15億円(1,000万ドル)相当の人道援助を提供していると述べた

アラブニュース・ジャパン

ドバイ:日本の岸田文雄首相とサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が10月18日に電話会談を行い、イスラエルとパレスチナでの最近の動向について話し合った。

岸田首相は、ガザを含む、イスラエルとパレスチナの状況を注視しており、深い懸念を持って状況を見ていると述べた。

さらに、首相はガザ市のアル・アハリ病院への攻撃による罪なき市民の死に関して「憤り」を表明し、市民の安全確保とできる限り早い事態の沈静化のための調整に努めていると述べた。

岸田首相は、日本は国際組織を通じてガザに15億円(1,000万ドル)相当の人道援助を提供しており、ガザの人道状況を改善するため、他の関係者との協力を模索していると述べた。

これに応じて、皇太子は状況緩和のためのサウジアラビアの外交努力について説明した上で、自身は関係者と緊密に連絡を取り合っており、湾岸協力理事会は人道支援の強化に努めていると述べた。

「両首脳は、両国が引き続き緊密に連携して、人道状況改善と事態の鎮静化に向けて取り組むことに合意した」と、日本の外務省は述べた。

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