• ファイサル王子は、即時停戦の提唱へのサウジアラビアの決意を繰り返して述べた

アラブニュース

リヤド：サウジアラビア外相のファイサル・ビン・ファルハーン王子は、世界人権宣言75周年記念行事で王国の代表団を指揮したとサウジ通信が火曜日に報じた。

ジュネーブで12月11-12日に行われたこの高官レベルの行事では、戦争を含む世界的困難のさなか、人権保護のための国際協力を強化することに焦点が当てられた。

ファイサル王子は、演説で、人権宣言の記念日とパレスチナ占領地での人権侵害が重なったことを強調した。

民間人保護に焦点を置くジュネーブ諸条約と追加議定書に述べられている、平時、戦時ともに協力を通じての人権の擁護、推進での国際社会の重要な役割を、ファイサル王子は、強調した。

ファイサル王子は、イスラエルのパレスチナにおける国際人道法違反を指摘し、それらの行為に対し、王国の強い非難を表明した。ファイサル王子は、さらに、国連人権高等弁務官の即時停戦の要請へのサウジアラビアの支持を繰り返して述べた。

「ガザ地区の耐えがたい現実は、国際法の選択的順守を許しているということであり、国際安全保障と国連機関の信頼性に影響を与えるだろう」と外相は述べた。

外相は、尊厳のある生活、安全保障、必要不可欠なもの、民族自決の権利をパレスチナ人に授与する必要性を強調した。

ファイサル王子は、即時停戦の提唱、ガザ地区への救援物資の安全な輸送、パレスチナ人囚人の釈放、正義にかない持続可能な平和への道筋の開拓に対するサウジアラビアの決意を繰り返して述べた。

行事での討議も、社会的、文化的、経済的権利ならびに市民的および政治的権利の擁護およびそれら権利の尊重を促進することの重要性に重心が置かれた。

ファイサル王子は、ジュネーブで複数回の会合が持たれたアラブ・イスラム合同臨時サミットで編成された閣僚委員会の代表団も指揮した。