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日本人コンテンツクリエイターがフォロワーをアラビア語学習の旅にいざなう

章太郎(Shotaro)は、アラブ世界の「一員」だと感じており、今ではこの文化がとても気に入っていると語った。
章太郎(Shotaro)は、アラブ世界の「一員」だと感じており、今ではこの文化がとても気に入っていると語った。
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03 Nov 2023 05:11:28 GMT9
03 Nov 2023 05:11:28 GMT9

ダイアナ・ファラー

ドバイ:ソーシャルメディアの日本人コンテンツクリエイター、章太郎(SHOTARO)は、昨年11月にアラビア語を学び始め、以来、頑張れと励ましてくれる20万人以上のフォロワーを獲得している。

章太郎さんは自身のティックトックインスタグラムのアカウントに短いVログを頻繁に投稿し、アラブ文化に浸っている様子をフォロワーに伝えている。伝統料理を作る、イスラエルとパレスチナの紛争について語る、時にはシンプルにアラビア語の話し方を学ぶなど、テーマはさまざまだ。

ソーシャルメディアインフルエンサーの彼は、アラブニュース・ジャパンに対し、これほど応援してもらえるとは思いもしなかったと語った。

 

そして、「最初にアップした動画がバズり、これは面白いかもしれない、と思いました。アラブの国々について知れば知るほど、本当に興味深い文化だと思うようになり、大好きになりました」と、説明した。

また、アラビア語に関心を持ったきっかけは、ある日ユーチューブ動画を見ていて、たまたまアラビア語の動画に出会ったことだとアラブニュース・ジャパンに語った。

「とても魅力的な言語で響きがかっこいいと思い、学ぼうと決めました」

章太郎さんの説明によると、フォロワーは「90パーセントか99パーセントくらいが中東の人」で、大半はサウジアラビア、イラク、アルジェリア、モロッコからだという。

まだアラブ世界を訪れたことはないが、いちばん行ってみたい国はどこかという質問に、サウジアラビアと答えた。

「私は、サウジアラビアはアラブ世界の中心だと思っています。ぜひそこを訪れて、現地の人たちと交流し、文化についてもっと学びたいです」

最近のできごとを受け、彼は自身のインスタグラムアカウントで、今起こっているイスラエルによるガザ空爆とパレスチナ問題についてこれまでよりも真面目に語る新たなアプローチをとった。

 
 
 
 
 
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彼は英語と日本語で用意した動画にアラビア語の字幕をつけて投稿し、フォロワーや日本の仲間に紛争の歴史を教えようと努めている。

動画のひとつで章太郎さんは、「この問題は宗教問題でも政治問題でもなく、人道の問題です」と訴えた。

 
 
 
 
 
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また、より多くの視聴者に対してガザの戦争への関心を高めるため、自分の動画を共有してほしいとフォロワーたちに呼びかけた。

一方、ティックトックのほうでは個人的なVログを投稿し、料理の腕前を披露したり、日本での負担の生活や、勉強をしたりする様子を披露している。

章太郎さんはアラブニュース・ジャパンに対し、中東の味を覚え、それを家庭で再現するために日本のあちこちのアラビア料理レストランを訪れていると言った。

そして、「新しいレシピを覚えて作ってみると言ってもその味が正確かどうかはわかりませんが、とにかく料理をして楽しむのは大好きです」と説明した。

彼は、アラブ世界の「一員」だと感じており、今ではこの文化がとても気に入っていると語った。

「アラブの人たちはとても心が温かくて、友好的で、いい人たちです」

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