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映画『THE FIRST SLAM DUNK』が中東で公開

最新のアニメ映画は、日本の漫画家である井上雄彦氏が『週刊少年ジャンプ』で連載していた有名バスケットボールスポーツマンガを原作としている。
最新のアニメ映画は、日本の漫画家である井上雄彦氏が『週刊少年ジャンプ』で連載していた有名バスケットボールスポーツマンガを原作としている。
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04 Jul 2023 08:07:18 GMT9
04 Jul 2023 08:07:18 GMT9

アミン・アッバス

アブダビ:最新のアニメ映画『THE FIRST SLAM DUNK』は、『週刊少年ジャンプ』で連載していた井上雄彦氏の有名バスケットボールマンガが原作で、現在、中東全域の映画館で、オリジナルの日本語音声とアラビア語・英語字幕併記で上映している。

この映画では、湘北高校バスケ部のポイントガード、宮城リョータに焦点を当てる。リョータには3歳上の兄ソータがいて、兄から大きな影響を受けてバスケを愛することになる。リョータと、チームメイトの桜木花道、赤木剛憲、三井寿、流川楓は、インターハイで優勝校の山王工業に挑む。

2021年1月6日、井上氏は自身のツイッターアカウントで本映画を製作中だと発表した。その後、同年8月13日、井上氏が映画の監督・脚本を務めることが明らかになり、他の製作スタッフとして、キャラクターデザイン・作画監督の江原康之氏、演出の宮原直樹氏、北田勝彦氏、大橋聡雄氏、元田康弘氏、菅沼芙実彦氏、鎌谷悠氏などが発表された。

映画は日本で12月3日に先行上映され、公開週末には1位となった。公開初週でのチケット売り上げは84.7万枚、売り上げは12.9億円(約950万米ドル)以上に上った。毎年行われている第46回日本アカデミー賞の最優秀アニメーション作品賞に選出された。プロデューサーを務めた松井俊之氏は、映画演劇文化協会による最高賞『第42回藤本賞』を受賞した。

日本映画史上15位の興行収入となり、日本のアニメ映画では9位の興行収入となっている。日本では146.7億円(約1億120万米ドル)の興行収入となり、新海誠氏の『天気の子』を超える国内興収となった。

2023年3月までに韓国では、チケット売り上げは381.8万枚、3038万ドル以上の興行収入となり、2016年の『君の名は』を超えて史上最高額の興収を上げたアニメ映画となった。2023年4月までの韓国でのチケット売り上げは450万枚以上で、興収は3550万ドル以上となった。これは、2023年の韓国で2番目に高い興収で、それを上回ったのは別のアニメフィルム『すずめの戸締り』だった。中国でスラムダンクはボックスオフィス首位に立ち、公開初週には記録的な5600万ドルを売り上げ、ジャッキー・チェンの映画『龍馬精神/RIDE ON』と『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を上回った。『THE FIRST SLAM DUNK』は中国で複数の公開時記録を打ち立て、国外アニメの公開前売上で1位となった。IMAXの初週末売り上げは3800万人民元で、中国での外国アニメとして最高額を記録した。中国では4月30日の時点で7580万ドル売り上げた。

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