ドバイ:世界最大級の規模を誇るゲームの祭典Gamers8が、7月6日からリヤドで開催されており、アメリカの起業家ダール・マン氏、コメディアンのアンワル・ジバウィ氏やアダム・ワヒード氏など、著名人も足を運んでいる。
このイベントの成功と、サウジアラビアでのゲーム人気の高まりを受け、調査会社のYouGovが、人々のゲームに関する習慣やGamers8に対する意見などについて調査を行った。
この調査によると、調査対象となったサウジアラビア居住者の多くはGamers8に肯定的な見方をしており、67%が「今後のゲーム産業における世界的な中心地として、サウジアラビアの地位を強化する」と考え、64%が域内の観光を促進すると答え、63%がゲームアスリートの育成やサウジアラビアのゲームコミュニティ発展に寄与するとの考えを示した。
調査対象者の多くはこのイベントに関心を抱いており、5人のうち3人が何らかの形でGamers8に参加する予定だと話した。
このイベントでは多種多様な企画が用意されており、コンサート、アトラクション、ゲーム大会なども楽しむことができる。
様々な企画の中で、人々が最も魅力的だと感じたのはeスポーツの大会やトーナメント(55%)で、その後にライブコンサート(50%)、家族向けアトラクション(44%)、コミュニティーゲームイベント(42%)、教育ワークショップやマスタークラス(27%)などの文化的・娯楽的要素が続いた。
サウジアラビアに居住する人々は熱心なゲーマーであり、オンラインでライブストリーミングの動画コンテンツを視聴する、ラジオやポッドキャストを聴く、新聞や本を読む、ストリーミングの音楽を楽しむなどといった活動の人気をゲームが上回っている。
毎週ゲームにどれくらいの時間を費やしているかを尋ねたところ、最も多かったのは約3時間から6時間(22%)、次いで2時間(20%)という結果となった。
サウジアラビアで毎週ゲームをしている人々が最も利用している端末は、スマートフォンで73%だった。
ゲーム専用機は現在も人気が高く、毎週ゲームをする人の34%がゲーム専用機でビデオゲームを遊んでいる一方で、33%はデスクトップPCやノートPC、25%はタブレットを使用していることが分かった。