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三井物産、カタールのLNG拡張プロジェクトの権益取得を検討

日本は、ウクライナ戦争によるエネルギー危機を受けて安定供給を確保するため、エネルギー調達先を多角化し、過冷却燃料の長期契約を増やそうとしている。
日本は、ウクライナ戦争によるエネルギー危機を受けて安定供給を確保するため、エネルギー調達先を多角化し、過冷却燃料の長期契約を増やそうとしている。
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18 Oct 2023 07:10:10 GMT9
18 Oct 2023 07:10:10 GMT9

東京:日本の商社である三井物産は、液化天然ガス(LNG)の安定供給を確保する手段として、カタールのノースフィールドLNG拡張プロジェクトの権益取得を検討している。同社の広報担当者が語った。

この広報担当者は、「弊社は常に、質の高いLNGプロジェクトであれば投資を検討すると言っていますが、ノースフィールドはそのようなプロジェクトの一つです」と述べたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。

日本は、ウクライナ戦争によるエネルギー危機を受けて安定供給を確保するため、エネルギー調達先を多角化し、過冷却燃料の長期契約を増やそうとしている。

日経産業新聞は今月、三井物産が日本のコンソーシアムの一員としてノースフィールド・ガス田の権益を取得することを検討しており、JERAも参加を検討する可能性があると報じた。

日本最大の発電事業者であり最大のLNGの買い手であるJERAの広報担当者は、同社は重要なLNG供給国であるカタールと様々な話し合いを行っていると語ったが、詳細については明らかにしなかった。

また、LNGの長期購入契約に関しては、カタールを含む様々な供給国と交渉中であるとしつつ、交渉の詳細については明言を避けた。

2022年、日本は世界最大のLNG輸入国だった。

日本の岸田文雄首相は7月にカタールを訪問し、両国間のエネルギー関係と経済協力を強化することで合意した。

カタールエナジーは、ノースフィールド・ガス田の2023年の新規生産量のほぼ全量について供給契約を締結することを見込んでいると発表した。日本は化石燃料供給の大部分を中東から得ている。

JERAの貿易部門とアブダビのADNOCガスは18日、5億〜7億ドル相当のLNG契約を締結したと発表した。

ロイター

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