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リヤド：エネルギー大手のサウジアラムコは、特に炭素回収技術などの分野で中国との協力強化を希望している、と同社CEOが述べた。

アミン・ナーセル最高経営責任者(CEO)は北京で開催された開発フォーラムで、アジアの巨大経済大国のパートナーになることを目指すと表明した。

報道発表によると、同社はエネルギー供給以外にも、材料開発や化学分野など、中国の事業体と提携する可能性があるという。

ナーセルCEOは言う： 「私たちは単なる投資家ではなく、中国は単なる市場でもありません。新たな機会が明らかに注目される中、我々は中国の経済発展の旅路における第一のパートナーとなりたいと考えます」と述べた。

彼はさらに、サウジアラムコが中国で最も信頼できるエネルギー供給者であることを誇りに思うと強調した。

サウジアラムコCEOはさらに、長期的にアジア諸国におけるエネルギー安全保障を達成するという目標を実現し、それが中国のさらなる成長と発展を促進することになると付け加えた。

「中国は当社のグローバル投資戦略において極めて重要な位置を占めています。実際、アラムコは昨年、中国における主要な直接投資機関の一社に名を連ねました」と付け加えた。

ナーセル氏は、サウジ基礎産業公社（Saudi Basic Industries Corp. ）が、2030年までに液体から化学製品への生産量を400万バレルまで増加させる計画を強調した。

ナーセル氏は、「化学分野における私たちの戦略的目標は、双方両国にうまく一致していると思います。アラムコはすでに現場で行動を起こしています」「昨年、中国における数十億ドル規模の液体から化学製品への投資について、2つの合意がなされました」

「ひとつは、浙江省の栄盛石化有限公司の権益を34億ドルで取得すること、もうひとつは、遼寧省における約120億ドルでの提携です」と述べた。

ナーセル氏は、サウジアラムコと中国のパートナーとの間で、排出量削減を目的とした分野での協力の大きな機会があることを強調した。

「中国は再生可能エネルギーと重要な材料に明確な強みを持っており、アラムコとサウジアラビアは太陽光、風力、水素、電気燃料に明確な関心を持っています。これらの分野は長期的に大きな可能性を秘めており、両者の強みを組み合わせることで、私たちの野心に合致することができる」と指摘した。