Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter
  • Home
  • ビジネス
  • SABIC、サウジアラビアの大型工場において、うまくいけばオランダの事業計画を採用

SABIC、サウジアラビアの大型工場において、うまくいけばオランダの事業計画を採用

オランダに設置されるこのユニットは、2022年後半に稼働を開始する予定である (Argaam)
オランダに設置されるこのユニットは、2022年後半に稼働を開始する予定である (Argaam)
Short Url:
01 Feb 2021 10:02:49 GMT9
01 Feb 2021 10:02:49 GMT9
  • SABICとPlastic Energy Ltd.は、同社の主力製品である認証循環型ポリマーを生産する最初の商業ユニットの建設を開始する計画を発表した

サウジ基礎産業公社(SABIC)のオランダでのプラスチック循環型ポリマー生産工場建設計画は、環境に優しい製品を作るための試験的プロジェクトになるだろうと、SABICの副会長兼最高経営責任者(CEO)のYousef Abdullah Al-Benyan氏はArgaamに語った。

「オランダにおける工場の運転計画が成功すれば、この実験はサウジアラビアの大型工場にまで拡大される」と、本日2021年1月31日の同社の記者会見における2020年第4四半期の決算についてのコメントの中で同氏は語った。

SABICとPlastic Energy Ltd.は、同社の主力製品である認証循環型ポリマーを生産する最初の商業ユニットの建設を開始する計画を発表した。Argaamがまとめたデータによると、オランダに設置されるこのユニットは2022年後半に稼働を開始する予定である。

CEOである同氏は、製品価格が上昇した今でも、価格は2019年のレベルに達しておらず、現在も15%下落していることを示し、同社の2021年第1四半期の業績が2020年第4四半期のものと一致すると予想した。

SABICの業績はポジティブなものになるだろうと同氏は予測したものの、コロナウイルスの影響や渡航制限が続いた場合の影響、さらには化学品分野の需要の低迷につながる可能性のある欧米や中国の主要市場の動向などから、慎重な姿勢を崩していない。

また、Al-Benyan氏は、サウジアラムコとSABICの長期的な戦略的協力は、サウジアラビアと米中の主要市場における将来の機会の成長を促し、合弁事業の経営を強化し、異なる分野における両社の能力を活用するための共同サービスの統合モデルを検討することになると指摘している。

Argaamに掲載されているデータによると、SABICは2020年第4四半期に22.2億SR(5億9,150万ドル)の利益を計上しており、2019年の同時期の損失は8.9億SARであった。

Argaam 

特に人気
オススメ

return to top