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日立、「ハイパーループ」のシミュレーター開発=デジタルで信号・運行管理

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25 Jun 2022 03:06:12 GMT9
25 Jun 2022 03:06:12 GMT9

日立製作所は24日、最高時速1200キロの走行を可能にする次世代交通システム「ハイパーループ」のデジタルシミュレーターを開発したと発表した。クラウド上で信号・運行管理システムの試験を実施することにより、開発を効率化し、保守コストも下げられるという。

鉄道システム子会社の日立レールが、米国などを拠点とするハイパーループ・トランスポーテーション・テクノロジーズと開発した。今後は物理的なインフラとの統合を進め、実際の線路でのシステム全体の試験に移行する計画だ。

ハイパーループは、真空状態にしたチューブの中を磁力で浮かせた列車が高速で移動するシステム。起業家イーロン・マスク氏が2013年に構想を発表し、欧米の企業が実現に向けて開発競争を繰り広げている。

時事通信

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