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アラブ諸国からの石油輸入、5月の総輸入量の97%に急増

一方、同月の日本のサウジからの原油輸入量はわずかに減少し、輸入総量の38.6%にあたる約2,936万バレルとなった。(AFP)
一方、同月の日本のサウジからの原油輸入量はわずかに減少し、輸入総量の38.6%にあたる約2,936万バレルとなった。(AFP)
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03 Jul 2023 05:07:12 GMT9
03 Jul 2023 05:07:12 GMT9

アラブニュースジャパン

東京:日本はこの5月に約7,600万バレルの原油を輸入したが、このうちアラブ諸国からの輸入が97%、7,368万バレルを占めた。アラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビア、クウェート、カタール、オマーン、バーレーンといったGCC諸国からの供給が目立つ。経済産業省資源エネルギー庁の報告によると、UAEは5月の日本への最大の原油供給国で、UAEからの原油供給量は約3,300万バレル、日本の総輸入量の43.4%を占めた。一方、同月の日本のサウジからの原油輸入量はわずかに減少し、輸入総量の38.6%にあたる約2,936万バレルとなった。3月における日本のサウジ原油輸入量は3,045万バレルで、全体の35.3%を占めていた。 クウェートは5月に全体の640万バレル(8.5%)、カタールは344万バレル(4.5%)、オマーンは約100万バレル(1.3%)、バーレーンは48万1千バレル(0.6%)となった。5月の輸入内訳は、日本が経済の原動力をアラブ諸国の石油に依存していることを示している。 イランとロシアに対する日本の禁輸措置は5月も続いたが、日本の原油輸入のうち中南米(2.1%)、米国(0.7%)、東南アジア(0.3%)からの原油はわずか3%にとどまった。※引用された数字は、2023年5月に日本の製油所、タンク、港の倉庫に到着した石油の量を表している。日本はエネルギー需要の約3分の1を石油で賄っている。

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