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サウジアラビア、投資ブームで工場が増加

工業・鉱物資源省が発表した数字によると、工業施設の総数は3月末までに10,819に達し、2022年末の10,518から増加した。これらの工場の推定資本は1兆4,300億リヤルを超えている。(シャッターストック)
工業・鉱物資源省が発表した数字によると、工業施設の総数は3月末までに10,819に達し、2022年末の10,518から増加した。これらの工場の推定資本は1兆4,300億リヤルを超えている。(シャッターストック)
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13 Jul 2023 01:07:23 GMT9
13 Jul 2023 01:07:23 GMT9

アラブニュース

リヤド:政府によると、2023年第1四半期、化学製品製造への投資によりサウジアラビアの工場数は2.86%増加した。

産業・鉱物資源省が発表した数字によると、工業施設の総数は3月末までに10,819に達し、2022年末の10,518から増加した。これらの工場の推定資本は1兆4,300億リヤル(3,810億ドル)を超えている。

同報告書によると、化学製品製造工場が最も投資を集め、次いでその他の非金属鉱物製品製造工場、基礎金属工場が続いた。

サウジアラビアは「ビジョン2030」構想の下、石油から離れて経済を多角化するという目標の一環として、産業部門への外国投資の誘致を目指し、700以上の規制変更を行った。

同報告書によると、投資の種類別では国営工場が全体の投資額の83.5%を占めて首位となり、次いで外資系工場が8.5%、共同所有の工場が8%となっている。

リヤド地域の工場数が4,194で最も多く、次いで東部州の2,476、マッカ地域の2,068となっている。

また、小規模工場が5,654で最も多く、次いで中規模工場が4,341、大規模工場が824となっていると、報告書は示している。

これらの工場では約72万5,563人の労働者が働いており、リヤドが約26万8,000人でトップ、次いで東部州が18万3,193人となっている。

労働者数が最も少ないのはバーハ州で1,605人である。

工場への投資規模は東部地域が6億300万リヤルでトップ、2022年第4四半期との増減率は0.3%であった。

今週初め、産業・鉱物資源省は、産業部門の近代化を目的とした「未来工場プログラム」の一環として、第2弾の施設の評価を開始したと発表した。

このイニシアチブは、強力な技術的エコシステムを確立し、近代的な慣行と原則に沿って製造部門を変革することを目指している。

このプログラムでは、さまざまな技術開発レベルで操業している260の認可された工場を評価する。

各工場の授権資本金は2億リヤル以上となる。

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