マナール・エルバス

ドバイ：2004年にパリで誕生したIyashi Domeは、日系フランス人起業家の植村Shogoro氏が、赤外線セラピーを通して日本式の健康と美を世界中に広めるために立ち上げたものである。

赤外線セラピーとは、赤外線を用いて体温を上げ、それにより痩身、アンチエイジング、筋肉の回復という効果もたらす、非侵襲的手法だ。 

「通常のサウナにはない自然なものを提供したいと思っています」と、Uemura氏はアラブニュース・ジャパンに語った。

起業家である同氏は、深刻な健康上の問題に対処する中で赤外線セラピーの研究を始めた父に触発されて、この会社を立ち上げた。「Iyashi」は日本語の「癒し」からきている。

部屋を暖めることで体温を上げる通常のサウナとは異なり、Iyashi Domeは赤外光によって体温を上げることに重点を置いている。この過程により、体はあらゆる毒素を排除することができる。

「父は日本でたくさんの科学者と仕事をしているので、この技術は日本からのものです。私たちは本当の重金属デトックスを証明することに成功し、それについての医学的発表も行っており、全てが日本からのものなのです」と、同氏は述べた。

約25,229円のセッションは、およそ30分間で、各15分の2段階で構成される。 

「週2回のセッションで、通常は10セッションからなる施術をお勧めしています。その後、セッションを定期的に続けるのはいいことです」と、植村氏は語った。「私たちは毎日ストレスを受けていますから、自分の体のサポートをする必要があります」

Iyashi Domeは現在、アンチエイジングや痩身といった全ての健康ケアについて、ただひとつの技術を提供している。「1回のセッションで全てのケアができます。感じ方は人それぞれで、体が何を欲しているかによって違います」

この技術は、細胞の再生を促進し、これにより血行が改善される。各人に体のニーズに応じた飲食物の要件があるが、1セッションでおよそ1,200mlの汗をかくことがあるため、水分補給が大切だ。

Iyashi Domeは現在、ドバイではSmart Age Technologyにより展開されており、Evolution Clinicで利用することができる。