ロンドン：グランドスラム優勝者の大坂なおみ、イガ・シウィオンテク、エマ・ラドゥカヌらの3人が、12日に行われたビリー・ジーン・キング・カップ予選で勝利を収めた。

大坂は15本のエースを決め、カザフスタンのユリア・プティンセバを6-2, 7-6 (5)で下し、日本は決勝に一歩近づいた。4度のグランドスラム優勝を誇る大坂にとって、2020年2月以来の団体戦での試合となった。

昨年7月に母親となり、ツアーに復帰した大坂は、3つのブレイクポイントをすべてセーブし、優勢だった。東京の屋内のーハードコートでの勝利は、日比野菜緒がアンナ・ダニリナを6-1, 6-0と圧倒し続いた。日本は予選ラウンドのベスト5を2-0でリードした。

土曜には、他にシングルス2試合、ダブルス1試合が予定されている。

金曜と土曜の予選には合計16カ国が参加し、勝者は11月にスペインのセビリアで開催されるビリー・ジーン・キング・カップ決勝に進出する。この8チームは、ディフェンディング・チャンピオンのカナダ、2023年準優勝のイタリア、開催国のスペイン、ワイルドカードで選ばれたチェコ共和国とともに、計12カ国が決勝に出場する。

予選ラウンドを最初に勝ち上がったのはオーストラリアで、土曜未明にブリスベンで行われたメキシコ戦では、テイラ・プレストンがマルセラ・ザカリアスを6-1, 6-1で下して3勝0敗とした。2011年全米オープンの覇者、サマンサ・ストーサーが初めてキャプテンを務めたオーストラリアは、アリーナ・ロディオノワがメキシコのジュリアナ・オルモスを3-6, 6-3, 6-1で破り、ダリア・サビルがザカリアスを6-1, 6-0で破りました。過去5年間で2度準優勝しているオーストラリアは、1974年以来のタイトルを狙っています。

その他の試合では、ランキング1位シウィオンテクのポーランドがスイスに2-0で勝ち、2021年全米オープン・チャンピオンのラドゥカヌの活躍でイギリスはフランスと1-1のタイで初日を終え、アメリカはベルギーに2-0、ウクライナはルーマニアに2試合とも勝ち、ドイツはブラジルに2-0、オーストラリアはメキシコに2-0、スロバキアはスロベニアに2-0とリードしている。

オーランドの屋外ハードコートでは、ジェシカ・ペグラとエマ・ナヴァッロがともに19歳のベルギー人選手を破り、アメリカはリンゼイ・ダベンポートのキャプテンとしてのデビュー戦で2-0のスタートを切った。ペグラはソフィア・コストゥラスに4-6, 6-2, 6-3で勝ち、ナヴァッロはハンネ・ヴァンデウィンケルに4-6, 6-4, 6-3で勝っている。

フロリダ州アメリア島では(ウクライナは本国でロシアと戦争中のため、出場を決定)、エリナ・スビトリーナは、屋外のクレーコートでルーマニアのジャケリネ・アディナ・クリスティアンを6-3、7-5で下し、レシア・ツレンコはアナ・ボグダンを3-6、6-2、6-0で下している。

スイスのビールでは、全仏オープンで3度、全米オープンで1度優勝しているシウィオンテクが、屋内ハードコートでシモナ・ワルタートを6-3, 6-1で勝ち通算５連勝、マグダレナ・フレッヒがセリーヌ・ネフを6-7 (8), 7-5, 6-3で下しています。

フランスのル・ポルテルでは、ラドゥカヌが1セットと1ブレークダウンしたものの、続く15ゲームのうち12ゲームを奪い返し、3-6, 6-3, 6-2でキャロリン・ガルシアを下しています。フランスのディアン・パリーがケイティ・ボールターを6-2, 6-0で破った後、イギリスはイーブンとなった。

サンパウロでは、ドイツのラウラ・ジーゲムントがブラジルのベアトリス・ハダド・マイアを6-4、6-2で破り、タチアナ・マリアはラウラ・ピゴシを2-6、6-4、6-4で下している。

ブラティスラバの室内ハードコートでは、アンナ・カロリーナ・シュミードロワがエラ・ナラ・ミリッチを6-4、6-3で下し、ビクトリア・フルンカコバはベロニカ・エルヤベックに6-1、5-7、6-3で勝っている。

AP