ワシントン: 米国務省は1日、ブリンケン長官が2~10日の日程で中東諸国や日本、韓国、インドを歴訪すると発表した。東京で7、8両日に開かれる先進7カ国(G7)外相会合に出席。岸田文雄首相とも会談し、インド太平洋地域における連携強化を話し合う。
ブリンケン氏は3日にイスラエル入りした後、ヨルダンを訪問。その後、日本を訪れ、G7外相会合など一連の日程をこなし、韓国に移動する。ソウルでは尹錫悦大統領らと会談し、北朝鮮の核・ミサイル問題などを協議する。
外遊の締めくくりには、インドの首都ニューデリーを訪れ、オースティン国防長官と共に外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)に臨む。
国務省のミラー報道官は声明で、ブリンケン氏が日韓訪問で「米国の揺るぎない防衛義務を強調し、日米韓3カ国連携の重要性について確認する」と指摘した。
時事通信