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日本の「豊かさ」24位=世界で格差拡大と警鐘―国連

報告書によると、新型コロナウイルス流行の影響で20~21年、世界全体でHDIが低下。(AFP)
報告書によると、新型コロナウイルス流行の影響で20~21年、世界全体でHDIが低下。(AFP)
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14 Mar 2024 01:03:59 GMT9
14 Mar 2024 01:03:59 GMT9

ニューヨーク: 国連開発計画(UNDP)は13日、平均寿命や教育、所得の観点から各国の豊かさを測る「人間開発指数(HDI)」の2023~24年版報告書を公表した。日本は前回から順位を二つ下げ、193カ国・地域中、24位となった。

報告書によると、新型コロナウイルス流行の影響で20~21年、世界全体でHDIが低下。その後23年の推定で、経済協力開発機構(OECD)加盟38カ国全てが流行以前の19年の水準を上回る回復を見せた。一方で、途上国18カ国はコロナ前の水準を下回ったままだという。

UNDPのシュタイナー総裁は「過去20年、豊かな国と貧しい国との不平等は着実に縮小してきたが、今回の報告書はこの傾向が逆転したことを示している」と指摘。世界で貧富の差が広がっていると警鐘を鳴らした。

HDIの世界ランキングは1位から順にスイス、ノルウェー、アイスランドと続き、香港が4位。韓国が19位、米国が20位で中国が75位だった。アフガニスタンとウクライナのHDIの後退が際立っているという。

時事通信

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