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岸田首相「命懸けで党再生」=信頼回復へ車座対話―自民幹事長会議

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16 Mar 2024 07:03:06 GMT9
16 Mar 2024 07:03:06 GMT9

岸田文雄首相(自民党総裁)は16日、党本部で開いた全国幹事長会議で、派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、「党本部も命懸けで党再生に努力していきたい」と述べ、国民の信頼回復に全力を挙げる考えを示した。政治不信を招いているとして「心からおわびする」と陳謝。その上で政治刷新をテーマに全国の有権者と対話する車座対話をスタートさせる方針を明らかにした。

会議は17日の党大会を前に開催。首相は事件を踏まえ、ガバナンスコード(統治指針)を改正して「派閥」の存続・新設を禁じるなどしたと説明。次の課題として関係者の処分と政治資金規正法改正を挙げ「大変厳しいが、自民党はやらなければならない」と語った。

首相は4月28日投開票の衆院3補欠選挙にも触れ、「日本の政治を左右する。立ち向かわなければならない」と強調した。

首相はこれに先立つ全国政調会長会議にも出席。「能登半島の素晴らしい文化や歴史を再び取り戻さなければならない。経済の明るい兆しを地方に広げ、来年以降も持続することができるかどうかの正念場だ」と訴えた。その上で「これを誰が進めるのかが問われている。だからこそ、自民党は変わらなければならない」と強調した。

茂木敏充幹事長は全国幹事長会議で、関係者の処分について「けじめの在り方も含め、しっかりした対応を進めていく」と指摘。規正法改正に関し「各党と真摯(しんし)に議論し、この国会で必ず実現する方向に持っていきたい」と述べた。 

時事通信

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