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岸田首相、規正法協議の加速指示=帰国直後、取り組み姿勢アピール

衆院3補欠選挙での全敗を受け、自民はパーティー券購入者の公開基準を現行の「20万円超」から引き下げる方向で調整を進めている。(AFP)
衆院3補欠選挙での全敗を受け、自民はパーティー券購入者の公開基準を現行の「20万円超」から引き下げる方向で調整を進めている。(AFP)
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06 May 2024 09:05:39 GMT9
06 May 2024 09:05:39 GMT9

自民党派閥の裏金事件を受けた政治資金規正法改正を巡り、岸田文雄首相(党総裁)は6日、党政治刷新本部に設けた作業部会座長の鈴木馨祐衆院議員らと首相公邸で会談した。首相は規正法改正の与党案取りまとめに向け、公明党との協議を加速するよう指示。同時に自民案で「検討項目」にとどめた論点についても協議を始めるよう求めた。政治資金パーティー券購入者の公開基準引き下げなどが念頭にあるとみられる。

会談は首相がフランス・南米歴訪から帰国した直後に行われた。この日は祝日で、政治改革に取り組む姿勢をアピールする狙いもあるとみられる。 

鈴木氏は会談で、政治資金収支報告書への議員本人の確認書添付などこれまでの協議で一致した内容を報告。これに対し、首相は「なるべく早く自公で合意に至るよう協議を続けてほしい」と述べるとともに、「その他の課題についてもこれから協議していくように」と語った。

自民が4月下旬にまとめた規正法改正案はパーティー収入や政策活動費の透明化について「検討項目」とし、事実上先送りした。ただ、衆院3補欠選挙での全敗を受け、自民はパーティー券購入者の公開基準を現行の「20万円超」から引き下げる方向で調整を進めている。

時事通信

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