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イランを「強い言葉で非難」=全当事者に自制要求―G7

2024年10月3日、イランによるイスラエルへのミサイル攻撃の余波の中、アラド近郊のネゲブ砂漠にあるイランのミサイルの残骸の現場を人々が訪れた。イスラエルは、自国領にミサイルを乱射したイランに「代償を支払わせる」と誓い、テヘランは10月2日、標的とされている国に対してさらに大規模な攻撃を開始すると警告した。(AFP)
2024年10月3日、イランによるイスラエルへのミサイル攻撃の余波の中、アラド近郊のネゲブ砂漠にあるイランのミサイルの残骸の現場を人々が訪れた。イスラエルは、自国領にミサイルを乱射したイランに「代償を支払わせる」と誓い、テヘランは10月2日、標的とされている国に対してさらに大規模な攻撃を開始すると警告した。(AFP)
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04 Oct 2024 11:10:56 GMT9
04 Oct 2024 11:10:56 GMT9

ワシントン:先進7カ国(G7)首脳は3日、声明で、イランによるイスラエルへの大規模ミサイル攻撃を「最も強い言葉で非難する」と表明した。緊迫する中東情勢に「深刻な懸念」を示し、緊張緩和に向け自制して行動するよう全ての当事者に呼び掛けた。

声明は、報復の連鎖は中東地域での制御不能な緊張拡大を助長し、「誰の利益にもならない」と指摘。パレスチナのイスラム組織ハマスやレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラなど親イラン勢力を動員し、中東全域を不安定化させる行動をやめるようイランに要求した。

イスラエルとハマスが戦闘を続けるパレスチナ自治区ガザでの即時停戦も求めたほか、イスラエルとヒズボラとの交戦が激化するレバノン南部の情勢にも「深い懸念」を表明。敵対行為を中止し、外交的解決に取り組む必要性を訴えた。石破茂首相やバイデン米大統領らG7首脳は2日、イランのイスラエル攻撃を受け緊急の電話会議を開いていた。 

米国と英国、ドイツ、フランス、イタリアの5カ国外相も2日、電話で中東情勢について協議し、協調してイランに対応する必要性を確認した。バイデン氏はイランに制裁を科す考えを明らかにしており、5カ国は連携して行動する見通しだ。

時事通信

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