名古屋
日本の茂木敏充外務大臣とロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は金曜日に日本の名古屋で会談し、来月ロシアで再度会談を行うことで合意した。
茂木大臣はラブロフ大臣に対して、日本の安倍晋三総理大臣とロシアのウラジーミル・プーチン大統領の間で交わされた合意を着実に実行に移していくことで、両国関係を大きく向上させたいと述べた。
それに対しラブロフ大臣は、両国関係をさらなる高みに引き上げることによって、すべての問題の解決が簡単になると応じた。
両国は、第二次世界大戦時の敵国関係に正式に終止符を打つための平和条約の締結に向けて協議を進めている。しかしその努力は、ロシアが占領中の太平洋北西部の島々に関する両国間の領土問題で足踏み状態だ。
茂木大臣は、元島民の先祖の墓参りのために引き続き確実に航空機を使えるよう、ロシア側の協力を求めた。
両大臣は、金曜日に2日間の日程で始まった名古屋でのG20外相会議の場で会談を行なった形だ。
[時事通信社]