アラブニュース・ジャパン
東京:林芳正外相は本日、イランに対し核合意への早期復帰に向けて真剣に取り組むよう求めるとともに、国際原子力機関(IAEA)と即座にかつ完全に協力するよう働きかけた。
林氏はイランのアミール・アブドラヒアン外相との電話会談で、日・イランの伝統的な友好関係を幅広い分野でさらに強化・拡大するため協力していきたいと述べた。
これに対してアブドラヒアン外相は、歴史ある日・イラン関係を一層深化していきたいと述べた。
両者は現在ウィーンで開催されているイラン核合意をめぐる交渉について、率直な意見交換を行った。
アブドラヒアン外相からはイラン政府の立場について説明があり、両者は緊密な意思疎通を継続することで合意した。
アフガニスタンを含む地域情勢についても意見を交換し、アフガンの平和と安定の実現に向けて引き続き協力していくことを確認した。
会談は約25分間行われた。