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日本政府がジブチに無償資金協力:海上保安能力の向上を支援

日本は火曜日、「海上保安能力向上計画」に基づき、ジブチにおよそ30億円の無償資金協力を行うことを明らかにした。(AFP/file)
日本は火曜日、「海上保安能力向上計画」に基づき、ジブチにおよそ30億円の無償資金協力を行うことを明らかにした。(AFP/file)
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15 Dec 2021 11:12:58 GMT9
15 Dec 2021 11:12:58 GMT9

アラブニュース・ジャパン

 東京:日本は火曜日、「海上保安能力向上計画」に基づき、ジブチにおよそ30億円の無償資金協力を行うことを明らかにした。

 大塚海夫駐ジブチ日本大使は、ジブチのマハムッド・アリ・ユスフ外務・国際協力相とこの協力に関する書簡を交わした。

 ジブチの周辺海域はアジアとアフリカ、欧州を結ぶ海上交通の要衝地だが、紛争国・地域と隣接しており、海賊被害をはじめ密輸などの違法行為の問題が生じている。

 日本の外務省は「ジブチ沿岸警備隊は沖合を重点海域として哨戒体制の強化を目指しており、年間を通じた遠洋海域における安定性を備えた巡視艇の整備が喫緊の課題となっている」と説明した。

 今回の協力は、ジブチ沿岸警備隊に対し巡視艇2隻の建造と浮桟橋の整備を実施することにより、海上保安能力を向上させることを目的としている。

 日本政府はTICAD7において、アフリカの海洋安全保障を含むブルーエコノミーの発展を支援することを表明しており、今回の協力はジブチ政府の海上法執行能力を強化することで、平和と安定の促進に寄与する。

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