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神戸ムスリムモスク ラマダンで祝福を受ける
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13 Apr 2022 07:04:35 GMT9
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シャムス・エル・ムタワリ
ドバイ：神戸ムスリムモスクは、イスラム教の断食月であるラマダンの期間、日本国内で祝福を受ける場所となる。このモスクは神戸市中央区中山手通にある、日本で最初に建設されたモスクだ。
神戸ムスリムモスクは、チェコの建築家ヤン・ヨーゼフ・シュヴァーグルの設計で1935年に完成した3階建てのモスクで、1階には中央礼拝堂がある。また、白大理石のミフラーブやミンバルがある。
モスク内のイスラム文化センターでは、イスラム教に関する情報が得られる勉強会が開かれている。
1936年の神戸ムスリムモスク報告書に記された記述によると、神戸ムスリムモスク委員会は、「完成したモスクは1935年8月2日の金曜日、各国から来日した多数の男女教徒が見守る中、フィローズディン氏によって開院された」と記録している。
また、1935年10月11日の午後には、「モスクの見学へ招待したところ、約600人のゲストが来訪した。 その日の夕方、彼らはトアホテルに集まり、盛大なレセプションが開かれた」とも書かれている。
当時の神戸市長である勝田銀次郎も、同報告書にメッセージを掲載している。
「神戸市長として、神戸ムスリムモスク委員会の皆様に、モスクの開院を心からお祝い申し上げます。このモスクは日本で最初に建てられたイスラム教のモスクであり、神戸はこれを誇ってよいでしょう。新しいモスクの外観は、国際都市神戸にふさわしいものです」と述べた。
「この新しいモスクは、神戸だけでなく、日本各地に住むムスリムの人々のための礼拝の場となります」と述べ、最後に「この新しい礼拝所が、ムスリムと日本の友好の絆における、新たな強力な繫がりとなることを切に願っています」と記述している。
同モスクは、第二次世界大戦や阪神大震災の際にも被害を受けなかったことから、さらに高い評価を受けている。
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