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北朝鮮が弾道ミサイル2発=日本のEEZ内に落下

日本政府関係者によれば、日本の排他的経済水域(EEZ)近くに落下したもよう。(AFP)
日本政府関係者によれば、日本の排他的経済水域(EEZ)近くに落下したもよう。(AFP)
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15 Jun 2023 11:06:20 GMT9
15 Jun 2023 11:06:20 GMT9

ソウル時事:韓国軍によると、北朝鮮は15日午後7時25~37分(日本時間同)ごろ、平壌の順安空港一帯から日本海に短距離弾道ミサイル2発を発射した。日本の防衛省も、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたと明らかにした。小野田紀美防衛政務官によると、日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したもようだ。EEZ内に落下するのは2月18日以来。

岸田文雄首相は、情報収集・分析に全力を挙げ国民に迅速な情報提供を行うとともに、航空機や船舶の安全確認を徹底することなどを指示した。

北朝鮮の朝鮮中央通信はミサイル発射直前、米韓両軍が5月25日から行っている過去最大規模の合同火力訓練に反発する国防省報道官の声明を配信。「地域の軍事的緊張をさらに高めるかいらい(韓国)軍当局の挑発的で無責任な行動を強く糾弾する」とし、「われわれ(北朝鮮)の反応は不可避だ」と警告していた。 

韓国の尹錫悦大統領は15日に同訓練を視察した際に「力によって国家の安全を守ることが、真の平和だ」と語っており、これに反発した可能性がある。

北朝鮮による弾道ミサイル発射は、軍事偵察衛星打ち上げと称した5月31日以来。その際は、エンジン異常で墜落したと失敗を認めている。北朝鮮の弾道ミサイル発射は、国連安保理決議に違反する。

時事通信

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