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林外相「一方的な現状変更許さぬ」=対中念頭、日ASEAN会議出席

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13 Jul 2023 10:07:26 GMT9
13 Jul 2023 10:07:26 GMT9

林芳正外相は13日、訪問先のインドネシアで東南アジア諸国連合(ASEAN)との外相会議に出席した。日本外務省によると、林氏は東・南シナ海で覇権主義的な動きを強める中国を念頭に、「力による一方的な現状変更の試みを許してはならない」と表明。各国からは南シナ海での航行の自由の重要性が指摘された。

林氏は東・南シナ海情勢に触れ「海洋権益の主張や海洋における活動は国連海洋法条約に基づいてなされるべきだ」と強調。経済力を背景に他国に圧力をかける「経済的威圧」にも反対する考えを示した。 

会議では日ASEAN友好協力50周年を機に12月に東京で開く特別首脳会議に向け、緊密に協議することが確認された。

この後、林氏はASEANと日中韓3カ国の外相会議に参加。日本外務省によると、東京電力福島第1原発で生じた処理水の海洋放出計画を巡り中国側から科学的根拠に基づかない主張があったとして、林氏は国際原子力機関(IAEA)包括報告書を踏まえ、国際基準にのっとり実施すると反論した。

時事通信

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