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イスラエル軍、武装ドローンの使用を認める
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22 Jul 2022 05:07:42 GMT9
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- イスラエルのドローンがレバノンやイランの標的を攻撃しているという国際ニュースは数多くあったが、イスラエルが公式に認めたことはなかった
エルサレム：イスラエル軍の検閲官らが同国の武装ドローン使用の公表を解禁した、と当局者が発表した。同軍が攻撃用ドローンを保有・使用してきたことを認め、公然の秘密に終止符が打たれた。
イスラエルが、ガザや占領下にあるヨルダン川西岸地区を標的にした殺戮に武装ドローンを使用している、とパレスチナは非難してきたが、イスラエルが認めたことはなかった。イスラエルはこれまで、この問題に関するニュース報道を全面的に禁止してきた。
イスラエルのドローンがレバノンやイランの標的を攻撃しているという国際ニュースも数多くあったが、イスラエルが公式に認めたことはなかった。
イスラエル軍の検閲官が出した声明によると、この問題を検討した結果、「イスラエル国防軍が作戦活動の一環として武装ドローンを使っていることを公表しても差し障りないことが分かった」という。
イスラエルは中東で最大規模のドローン艦隊を所有しており、中東有数のドローン技術輸出国だが、同国のドローンの大多数は非武装の偵察機だ。
ウクライナ戦争や2020年に起きたアルメニアとアゼルバイジャンの戦争では、戦車・装甲車の破壊において、非武装の偵察用ドローンと攻撃用ドローンの両方が果たす役割が重要であることが強調された。
トルコが開発したドローン「バイラクタル」は特に成功しており、重装甲車両よりも比較的低コストな無人機が有利になるという、戦場の優位性の変化の代名詞になっている。
4月、ドイツ連邦議会の予算委員会は、ドイツ軍が保有するイスラエル航空工業製ドローン「ヘロンTP」艦隊に搭載するミサイルを購入する資金を承認した。
武装ドローンの存在の公表はおおむね解禁されたが、特定の技術的詳細・運用の公表は今でも、承認が可能になる前に、検閲を受けることが条件となっているだろう、と一人の検閲官は述べた。
ロイター
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