• ミシェル・アウン大統領が「私が汚職と闘うのを阻止しようと」共謀している政敵、メディアおよびすべての者を非難する。
• 組閣失敗を暫定首相のミカティ氏の責任と見なし、ナビーフ・ビッリー国会議長による対話要請は必ず失敗すると述べた。

ナジャ・フーサリ

ベイルート：レバノン大統領は、議会が彼の後任の選出に失敗したことを批判し、暫定政府は国家が依然として麻痺しているのを喜んでいると述べ、退任の準備をしながら政敵への恨みを晴らした。

ミシェル・アウン氏はまた「敵対的な」メディアを激しく非難し、汚職と闘う取り組みに「共謀して反対された」と主張し、彼の任期終了前の組閣失敗を暫定首相であるナジーブ・ミカティ氏の責任と見なした。

「私が汚職と闘うことを阻止しようと国内外のあらゆる人々が共謀して私に反対していた」彼は退任の48時間前に大統領宮殿において記者たちに語った。

彼はその後任の選出失敗について議会を非難し、国会議長ナビーフ・ビッリー氏による、候補者を発見するための対立派閥間の対話要請は必ず失敗するだろうと述べた。

「議員連合間で話し合いを行わせるためのビッリーによる要請は失敗するだろう。ビッリーには対話を要請する権利がないからだ」アウン氏は語った。

いずれの政党も明白な過半数を占めなかった5月の選挙以降、レバノンの議会は麻痺している。ヒズボラおよびその連合政党が最多議席を有し、暫定政権を指揮している。アウン氏による自由愛国運動およびその連合政党が二番目に大きい連合であり、三番目が非連合の無所属議員たちである。いずれの連合も有効な連立に合意することができず、大統領候補者を即座に選出するために十分な得票数を占めることもできない。

アウン氏はミカティ氏が交渉を通して真剣に組閣する意図がないものと非難した。

アウン氏はFPM党首ジブラーン・バシール氏に、他の政党のようにその代表者たちの選択に着手するよう要求した。「ミカティは、アマル運動、ヒズボラ、社会党、およびその他の政党に対して採用するような、ストロング・レバノン連合およびFPMと同様の基準を採用しない。彼らは常にバシールを非難している。」

アウン氏は「暫定政府の退陣のための法令に署名する寸前である」ことを言外にほのめかした。――これは、そうした意図がないことを述べた数日前の彼のメディア室での発言に矛盾する。

「組閣が行われない場合、暫定政府は統治することができず、私は暫定政府を容認することができない」と彼は語った。

ミカティ氏は、「アウンの記憶は当てにならないようだ。事実と願望と幻想の間で混乱しているのだろう」と述べて反論した。

アウン氏はその任期が公式に終了する前日の10月30日に大統領宮殿を去る。FPMからの彼の支持者らの一団を伴ってリビエにある彼の別荘へと帰る。