• 人気の海辺の公園の近くで車が群衆に突っ込み、転倒した
• 襲撃は、レバノンとパレスチナ自治区ガザ地区にある、イスラム武装組織ハマスの関連箇所を空爆した後の緊張の高まりが背景あるとみられている

テルアビブ：7日夜、イスラエル当局は、イスラエルの商業中心地のテルアビブで車が群衆に突っ込み、少なくとも 1 人が死亡し、6 人が負傷したと報告した。

襲撃の動機は明らかになっていないものの、外務省は「テロ行為」（イスラエル当局がパレスチナ人による攻撃に対して使用する用語）として捜査を進めている。

警察によると、人気の海辺の公園の近くで車が群衆に突っ込み、転倒したという。 イスラエルの救助活動組織によると、30 歳の男性が死亡し、他の 4 人が軽度から中等度の怪我で治療を受けた。

警察は、車の運転手に発砲したと説明。運転手の様態は明らかになっていないが、ソーシャル メディアの動画には、複数の銃声が鳴り響く中、転倒した車の横で地面に倒れている遺体が映されている。

この襲撃は、レバノンとパレスチナ自治区ガザ地区にある、イスラム武装組織ハマスの関連箇所を空爆した後、緊張が高まったことや、占領下のヨルダン川西岸でイスラエル人 2 人が死亡した銃撃事件が背景にあるとみられている。エルサレム旧市街の聖地にあるイスラム教礼拝所アルアクサ・モスクで、数日間の衝突が続発した。

ガザを統治するイスラム武装組織ハマスは、テルアビブでの襲撃を、イスラエルの「アルアクサ・モスクと礼拝者に対する犯罪」への対応として称賛した。

AP