Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter

イエメンの捕虜交換協議、アンマンで開催へ

イエメン政府とフーシ派の代表団は、17日にアンマンで会合した。これは捕虜交換に関する新たな協議の2日目となり、数百人の捕虜の釈放に向けて希望が高まった。(ロイター/資料写真)
イエメン政府とフーシ派の代表団は、17日にアンマンで会合した。これは捕虜交換に関する新たな協議の2日目となり、数百人の捕虜の釈放に向けて希望が高まった。(ロイター/資料写真)
Short Url:
18 Jun 2023 08:06:30 GMT9
18 Jun 2023 08:06:30 GMT9
  • 議論により、数週間の内に数百人の捕虜を解放する合意への期待が高まっている
  • フーシ派の代表団長は、イエメン政府代表団と問題や障害について議論するためにアンマンを訪れたと述べた

サイード・アル・バタティ

アル・ムッカラー:イエメン政府とフーシ派の代表団は、17日にアンマンで会合した。これは捕虜交換に関する新たな協議の2日目となり、数百人の捕虜の釈放に向けて希望が高まった。

国連と赤十字国際委員会の主催で16日に始まったこの協議は、今後数週間以内に数百人の収容者を交換する合意の取り付けに焦点を当てる見込みである。

政府代表団の一員であるマジェド・ファドヘイル氏は、代表団は16日に3度会合したものの、釈放する捕虜の数について未だ合意に達していない、とアラブニュースに語った。

「これまでのところ進展はありません。現在の議論を続けていくつもりです」とファドヘイル氏は述べてた。

フーシ派代表団長のアブドゥル・カデル・アル・ムルターダ氏は、以前に合意した事柄の実施を妨げた問題や障害について、イエメン政府代表団と議論するためにアンマンを訪れたと述べた。

「前回と同様に、成果を挙げて有益な会合になることを願っています」とアル・ムルターダ氏はツイートした。

3月にスイスで始まった第1回の捕虜交換交渉の場で、イエメン政府とフーシ派は900人の捕虜を交換すること、互いの都市を訪問し合うこと、より多くの捕虜の交換について議論するために5月に再会することに合意していた。

4月に数百人の捕虜を解放したにもかかわらず、サナアとマアリブの刑務所へ面会交流が行われなかったことについて、両当事者はすでにお互いを非難している。これにより、第2回の交渉は6月に延期となった。

国連イエメン特使事務所は、この協議がより多くの捕虜の解放に焦点を当てるものになると述べ、ヨルダンの支援に感謝の意を表した。

イエメン政府は、2015年からフーシ派に拘束されている著名な政治家、ムハンマド・カハタン氏の解放の優先を誓い、それが叶うまではいかなる交渉も拒否する姿勢を見せている。

政府は以前、カハタン氏の家族に彼との面会許可が降りるまで、フーシ派との交渉をボイコットすると宣言していた。

特に人気
オススメ

return to top