リヤド: サウジアラビア外務省の発表によると、サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン外務大臣は4日、アンマンで開催されたガザ危機に関するアラブ諸国と米国との会談に合わせ、アントニー・ブリンケン米国務長官と会談した。
会談の中で両者は、ガザ地区とその周辺で軍事作戦がエスカレートするのを阻止するための取り組みと、人道的危機のさらなる悪化を防ぐための人道的支援と医療的援助の導入に向けた取り組みをそれぞれ支援する方法について話し合った。
同省は声明の中で、ファイサル外相は、サウジアラビアはガザ地区住民の強制退去を断固として拒否し、いかなる形であれ民間人を標的にすること、あるいは彼らの日常生活に影響を及ぼすインフラや死活的な利益を破壊することを非難することを強調したと述べた。
一方、ヨルダンのアブドッラー2世国王は、アンマンでの会談に参加するアラブ諸国の代表らと共にファイサル外相をアル・フセイニヤ宮殿で出迎え、歓迎会には、ヨルダンのフセイン・ビン・アブドラ2世皇太子とアイマン・サファディ外相が出席した。
会談では、ガザで現在進行中の情勢の展開、緊張緩和のための国際的な取り組み、エスカレートする軍事作戦から非武装の民間人を保護する方法について話し合われた。
また、アラブ共同行動のプロセス、協力、アラブ諸国間の有意義な協調についてと、それをアラブ諸国に利益をもたらす形で進める方法についても話し合われた。