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KSrelief「アラブ孤児の日」にイエメンの社会的弱者を支援

KSrelief、イエメンの孤児を資金援助するイ取り組みを発表(SPA)
KSrelief、イエメンの孤児を資金援助するイ取り組みを発表(SPA)
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07 Apr 2024 10:04:16 GMT9
07 Apr 2024 10:04:16 GMT9
  • アラブ孤児の日は毎年4月の第一金曜日に行われる。

ラシッド・ハッサン

リヤド:サウジアラビアの援助機関KSreliefは、戦争で荒廃したイエメンの孤児を支援し、社会的弱者を助け、苦しみを和らげようとしている。

KSreliefの報道部門は日曜に、「アラブ孤児の日」に合わせた取り組みとして、イエメンのアデン県で148人の孤児を経済的に支援している、と発表した。

アラブ諸国では、毎年4月の第一金曜日を「アラブ孤児の日」としており、孤児の問題に焦点を当て、その権利、問題、懸念に対する認識を高めることを目的としている。また、孤児の生活を改善し、精神的、物質的な支援を提供することを目的としたイベントや取り組みを主催し、地域社会が孤児の支援に貢献し、孤児の境遇を改善し、尊厳をもった生活、必要最低限の生活の中で目標を達成する機会を提供するよう働きかけている。

また、この経済支援プログラムは、イエメンの8つの県(アデン、ラヒジュ、ハドラマウト、マフラ、ホデイダ、タイズ、マアリブ、ジャウフ)における孤児を対象とした、より広範なKSreliefプロジェクトの第2段階を計画しているとした。

長期的な支援に重点を置いたこのプロジェクトは、持続可能な雇用機会を創出することで、440世帯に自活力を与えることを目指している。

これにより、安定した収入源を得ることができ、必要不可欠な生活必需品や教育、医療を確保できるようになる。

このプロジェクトは、稼ぎ手を失った多くの家族が直面する経済的困難を軽減することを目的としている。

また、家計を改善することによって、孤児らが学校に在籍し続け、教育を受けられるように支援する。

この取り組みの一環として、男女を問わず1,300名に通学バッグが配布される。

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