アラブニュース

リヤド：サウジアラビアは、援助機関KSreliefを通じて、イエメンの約82万7000人の子どもたちを支援するために、620万ドルを割り当て、質の高い教育の機会を確保した。この取り組みは、国連児童基金ユニセフと協力して実施された。

ユニセフは、KSreliefが提供した資金によって、社会的弱者である青少年の公立教育や私立教育へのアクセスが容易になったと、とサウジアラビアの報道機関が報じた。

同基金のイエメン代表であるピーター・ホーキンス氏は「イエメンでは現在、小学生の4人に1人の子供たちが学校に通っていません。さらに、学校に通うことができる子どもたちの教育成果は、年齢に見合ったものではありません。KSreliefのような、援助団体からの寄付のおかげで、ユニセフはイエメンの脆弱な青少年の教育ニーズに取り組み続けています」と語った。

この資金援助により、52万7000人以上の子どもたちが、2022-2023年度の国の最終試験に参加することができた。

さらに、家族の経済的負担を軽減し、学校への復帰意欲を高めるため、30万人の生徒が通学用バッグと娯楽用品を受け取った。

KSreliefを通じた王国の支援は、教育の質を向上させるため、17の州にわたって7,520人の教師を研修した。

さらに、71,956人の子どもたちと、120の学校に衛生用品が配布された。

KSreliefの支援はまた、5つの啓発キャンペーンの実施を通じて、介護者を含む約490万人に対するユニセフの支援活動を促進した。アウトリーチ活動では、約2万6,000人の地域社会のリーダーや関係者、および2,500世帯の家族が支援を受けた。