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キングファイサル病院がてんかんのロボティック手術を実施

サウジアラビアのキングファイサル専門病院・研究センターが、高度なロボティック技術を活用して、難治性てんかん患者の脳に電極を埋め込むという成果をあげた。(『サウジ通信社』)
サウジアラビアのキングファイサル専門病院・研究センターが、高度なロボティック技術を活用して、難治性てんかん患者の脳に電極を埋め込むという成果をあげた。(『サウジ通信社』)
サウジアラビアのキングファイサル専門病院・研究センターが、高度なロボティック技術を活用して、難治性てんかん患者の脳に電極を埋め込むという成果をあげた。(『サウジ通信社』)
サウジアラビアのキングファイサル専門病院・研究センターが、高度なロボティック技術を活用して、難治性てんかん患者の脳に電極を埋め込むという成果をあげた。(『サウジ通信社』)
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22 Aug 2023 12:08:30 GMT9
22 Aug 2023 12:08:30 GMT9
  • 今回の手術は画期的なもので、ロボット支援のもとでてんかんの発症源を特定した中東初の例である。

アラブニュース

リヤド:サウジアラビアのキングファイサル専門病院・研究センターが、高度なロボティック技術を活用して、難治性てんかん患者の脳に電極を埋め込むという大きな成果をあげた。

8月21日のサウジ通信社の報道によれば、今回の手術は画期的なもので、ロボット支援のもとでてんかんの発症源を特定した中東初の例である。

この革新的な手術を受けた患者は、長期間にわたりてんかんに苦しんできた。ロボティックシステムを用いることで、頭蓋骨に小さな穴(わずか2mm)を開けるだけで電極を埋め込むことができ、侵襲性を最低限に抑えることにつながった。この精確な手術で脳の電気活動を測定することで、発作の発生源を正確に特定できた。

このロボティックシステムは、レクセルフレームを用いる従来の方法よりも精確かつ効率的な代替手段となっている。時間のかかる計算が不要となり、穴も正確な場所に開けることができる。さらに、患者のウェルビーイングを向上させる効果もあり、神経外科での適用範囲が広がっていて、その革新的なポテンシャルが浮かび上がっている。

ロボティック手術は、医療従事者が複雑な手術を精確に進められるほか、適応性も広く、コントロールも効くことから、先駆的なトレンドとして浮上している。ロボティック手術なら、手術を巧みに行えるだけではなく、侵襲性が低いため患者がすぐ回復でき、術後のリスクも軽減される。

サウジ通信社の報道では、この先駆的な手術は、キングファイサル専門病院・研究センターが患者の転帰、体験、および運用効率を向上させるために積極的に最新技術を取り入れてきたからこその成果だと評価されている。

キングファイサル専門病院・研究センターは、その神経科で高い評価を受けており、複雑な難治性てんかんに苦しむ成人および小児患者に対して優れたケアを一貫して提供してきた。最近の大きな成果としては、11歳の子供の脳に電極を埋め込む手術や、14日齢の乳児に対する歴史的な大脳半球切除術などがある。

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