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リヤド：サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子は6日、2024年度予算に反映された通り、政府支出の拡大を通じて経済成長を促進するという政府方針を確認したと、国営サウジ通信が報じた。

サルマン皇太子は、サルマン国王によって発表された予算が現在進行中のプログラムやイニシアティブを後押しすることで、サウジアラビアの投資環境を改善し、インフラを強化し、国民、住民、外国人訪問者に提供するサービスの質を向上させていくことになるだろうと語った。

皇太子によれば、今回の予算では、国内調達比率の向上と非石油部門の輸出促進に重点を置き、同国の産業部門を刺激することを通じて、有望な経済部門を発展させていくことを目指しているという。

公的投資基金と国家開発基金に対しては、様々な経済部門に大規模な投資を行うことで、サウジアラビアの経済を石油から脱却して多角化するのを支援したとして、賞賛の言葉を口にした。

ムハンマド・ビン・サルマン皇太子はまた、ビジョン2030の開始以降に同国で実現された様々な分野における成果や、金融部門に構造改革を導入した政府の取り組みにも言及した。

そして、経済の多様化とサウジアラビア人労働者の雇用機会を拡大するという目標を達成するためには、民間部門とのパートナーシップを強化することが重要であると強調した。

国営サウジ通信の報道によると、今年の労働市場におけるサウジアラビア人労働者数は230万人に上った。

皇太子は他にも、観光部門とスポーツ部門が、経済多様化に向けた政府の取り組みで果たす役割を強調。

国内外の投資家が利用する経済・投資ハブとして、サウジアラビアの魅力を高める努力を続けていくという政府としての決意を表明した。