• アル・ウラーを彷彿とさせるRCUパビリオンでは、円卓会議、二国間協議、レセプションが行われる

アラブニュース

ロンドン：アル・ウラー王立委員会（RCU）はスイスのダボスで開催される第54回世界経済フォーラム（WEF）で、サウジアラビアにおける環境と社会の再生の取り組みを紹介する中で、持続可能性について強調することにしている。

RCUはWEFにて、サウジアラビアの他の団体とともに、議論、協議、セッションに参加し、アル・ウラーを活性化するために行われている取り組みに焦点を当てて説明することになっている。

RCUの最高法務責任者、スルタン・アルブーク氏はWEFという世界的なプラットフォームについて、アル・ウラーの物語を紹介する機会と捉えており、この地が文化と遺産に焦点を当てたエコツーリズムの観光地に変わったことを強調した。

「RCUとサウジアラビアは、レジリエント、インクルーシブ、そして持続可能な未来のための長期的な基盤構築に尽力している」。アルブーク氏はこうは語り、変革を起こす成長とチャンスをつかむための協力に深く関与していると強調した。

RCUはWEFで、持続可能性への取り組みや、環境の保護・保全への全体的アプローチを統合する努力について明らかにする。

RCUパビリオンでのセッションでは、世界的課題を探求し、アル・ウラーの活性化で達成された成功例について検討する。また、最近ダダンから発掘された彫像が展示されており、インタラクティブなマップやVRも体験できる。

ダボス会議はまた、RCU関係者が、地域的・世界的に重要な様々なトピックを扱うセッションを通じて、「新たなつながりや関係性、協力関係を充実、復活、確立」させるために、新旧パートナーの間を取り持つネットワーキングのプラットフォームとしての役割も果たす。

RCUはサウジアラビアの開発目標やサウジ・グリーン・イニシアティブに沿って、テクノロジーとデータ主導型ソリューションの役割も検討する。デジタルアプリケーションを通じて、どのように観光客や国民の生活の質を向上させ、経済の多様化の機会を提供できるかについて焦点を当てる。

今年のダボス会議は「信頼の再構築」をテーマに、1月16日から19日まで開催される。経済成長の必要性、技術の進歩、気候変動など鍵となる重要な世界的問題に取り組むことになっている。