Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter
  • Home
  • ビジネス
  • ダイハツ、32万台リコール=「キャスト」など2車種―認証不正で初・国交省

ダイハツ、32万台リコール=「キャスト」など2車種―認証不正で初・国交省

同社の不正に関連したリコール届け出が行われたのは初めて。(AFP)
同社の不正に関連したリコール届け出が行われたのは初めて。(AFP)
Short Url:
24 Jan 2024 08:01:14 GMT9
24 Jan 2024 08:01:14 GMT9

ダイハツ工業は24日、認証試験不正問題で、安全性能が基準に適合しない恐れがあるとして、軽乗用車「キャスト」とトヨタ自動車にOEM(相手先ブランドによる生産)供給していた「ピクシスジョイ」の2車種計約32万2700台(2015年8月~23年6月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。同社の不正に関連したリコール届け出が行われたのは初めて。

この2車種については、ダイハツの検証で保安基準に適合しない可能性が判明。国交省はリコールが必要な場合は速やかに届け出るよう指導していた。

同省によると、いずれもドアロックの作動に関する検証が不十分で、側面衝突時にドアの施錠が解除されず、乗員を救助する際に時間を要する恐れがある。 

リコールは、2車種が生産された全期間が対象となった。これまでに不具合や事故は確認されていないという。

認証試験での不正が確認されたのは、既に生産終了したものも含めて国内では46車種。同省は現在開発中の1車種を除く45車種で、車種ごとに安全性能などの確認試験を進めており、これまでに5車種で安全が確認されたとして、出荷停止の指示を解除した。

時事通信

特に人気
オススメ

return to top