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三井物産とロート製薬、漢方薬製造販売企業ユーヤンサンを5億9400万ドルで買収へ

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04 Apr 2024 10:04:01 GMT9
04 Apr 2024 10:04:01 GMT9

シンガポール:日本の三井物産は24日、ロート製薬と提携し、シンガポールに拠点を置く漢方薬製造販売企業ユーヤンサンを8億Sドル(5億9400万ドル)で買収すると発表した。

三井物産は声明の中で、三井物産とロート製薬が共同出資する特別目的会社(SPC)が、ユーヤンサン(EYS)の株式の約86%を保有するライタス・クレーン・ホールディングス(RCH)から全株式を譲受すると発表した。

タワーキャピタルアジア(TCA)が同日発表した別の声明によると、RCHは、テマセクホールディングスの一部門であるTCAが運営するファンドとEYSの創業者一族によって所有されている。

三井物産は今回の買収後、EYSの創業者一族が保有する残り14%の株式に対する公開買付けを行い、EYSの創業者一族はその一部を、SPCに再投資する予定。

ロイターは1月、三井物産とヒルハウスがEYSの最終入札者として浮上したと報じていた。

三井物産の声明によると、1879年創業のEYSは、シンガポール、香港、マレーシアで170以上の小売店と30以上のクリニックを運営している。

RCHは、2016年にシンガポール証券取引所で同社の株式を非公開化した。当時、EYSの評価額は約1億9600万ドルだった。

三井物産は、「2022年11月にEYSに間接的に投資し、(EYSの)ブランド力を高め、海外進出を支援することで、事業拡大に貢献した。こうした活動を通じて、EYSの事業ポテンシャルの高さと、事業拡大にどのように貢献できるかを再認識した」と述べ、SPCを通じ、ロート製薬および創業者一族とともにEYSに再投資することを決定した。

TCAの声明によると、この取引は6月までに完了する予定である。

ドイツ銀行とUBSがEYSの財務アドバイザーを務め、WongPartnershipが法律顧問を務める。

ロイター

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