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リヤド、IMDスマートシティ指数で25位に上昇、アル・コバールも仲間入り

報告書によると、リヤドの治安は良好だという。シャッターストック
報告書によると、リヤドの治安は良好だという。シャッターストック
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11 Apr 2024 06:04:41 GMT9
11 Apr 2024 06:04:41 GMT9

アラブニュース

リヤド:サウジアラビアの首都リヤドは、国際経営開発研究所(IMD)のスマートシティ指数で今年25位にランクされ、去年より順位を5つ上げた。

都市の様々な側面に関するこの評価では、安全衛生、モビリティ、ガバナンスにおけるリヤドの強みが生かされた。

主な調査結果では、基本的な衛生設備は貧困地域におい ても効果的に機能しており、リサイクル分野も十分であることが明らかになった。治安も良く、CCTVカメラによる監視が強化され、カーシェアリング、駐車場利用、レンタサイクルなどの革新的なアプリが交通渋滞を緩和している。

報告書は、さらに医療サービスも十分であり、手頃な価格の住宅が常に利用可能であると続けた。そして、このような長所はあるものの、公共交通機関のサービスは満足のいくものではないと評価された。

報告書によると、住民は意思決定プロセスに積極的に参加し、政府のプロジェクトに対し、貴重な意見を提供している。

これと並行して、アル・コバールはスマートシティとしての地位を確立し、IMDの報告書に掲載後、142の自治体中99位 にランクされた。

アル・コバールは、リヤド、マッカ、マディーナ、ジェッダと並んで、革新的な都市構想を取り入れたサウジアラビア5番目の都市である。

スマートシティ指数で上位にランクインした事は、サウジアラビアがグローバルな投資を誘致し、新しい企業やプロジェクトの設立を促進し、経済成長を刺激する態勢が整っていることを示唆している。

この実績は、サウジ・ビジョン2030の概念にに沿った、重要な分野における王国の献身的な努力と、顕著な発展を反映している。

IMDのスマートシティ指数は、持続可能なコミュニティを育むための自治体の準備態勢と先進技術の活用を示す、重要なベンチマークとされている。

この分析では、安全衛生、雇用、教育、モビリティのほか、文化活動、ガバナンス、経済、テクノロジー、生活のしやすさなど、都市開発のさまざまな側面を評価している。

スマートシティは、デジタル技術を活用して資源利用を最適化し、二酸化炭素排出を抑制し、生活者の利便性向上を目指す。

また、同指数報告書でマッカは52位、ジェッダは55位、マディーナは74位であった。

シャルキア開発局のオマール・アル・アブドゥラティフ最高経営責任者(CEO)は、アル・エクバリヤTVで、この快挙を、強力なリーダーシップと東部州知事により、王国全体の発展に貢献した、とこの快挙を称賛した。

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