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5月の食品値上げ417品目=円安長期化なら今秋ラッシュも―帝国データ

品目数は前年同月比で半減し、5カ月連続で前年を下回ったが、値上げ率は平均31%と、月次調査を始めた2022年以降で最大だった。(AFP)
品目数は前年同月比で半減し、5カ月連続で前年を下回ったが、値上げ率は平均31%と、月次調査を始めた2022年以降で最大だった。(AFP)
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30 Apr 2024 06:04:02 GMT9
30 Apr 2024 06:04:02 GMT9

帝国データバンクは30日、主要食品メーカー195社が5月に予定している飲食料品の値上げが417品目に上るとの調査結果を発表した。品目数は前年同月比で半減し、5カ月連続で前年を下回ったが、値上げ率は平均31%と、月次調査を始めた2022年以降で最大だった。

帝国データは24年の値上げが最大1.5万品目になるとみているが、「1ドル=150円台後半の円安水準が長期化した場合、今秋にも円安を反映した値上げラッシュの発生が想定される」と、予想より拡大する可能性を示した。

5月はオリーブオイルの価格が原料の不作で大幅上昇。日清オイリオグループが「BOSCOエキストラバージンオリーブオイル」(456グラム)の販売価格を50%引き上げるほか、J―オイルミルズも家庭用商品を32~66%上げる。

大型ペットボトルを中心に飲料でも値上げが目立つ。キリンビバレッジは「午後の紅茶 ストレートティー」(1.5リットル)の希望小売価格を400円から432円に、アサヒ飲料は「三ツ矢サイダー」(1.5リットル)を400円から421円に上げる。

時事通信

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