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サウジ、コロナ禍にも関わらず銀行預金残高が増加

サウジの銀行セクターは、貸倒損失が期待される中で、平均41.4%の上昇を報告した。(資料/シャッターストック)
サウジの銀行セクターは、貸倒損失が期待される中で、平均41.4%の上昇を報告した。(資料/シャッターストック)
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03 Sep 2020 01:09:44 GMT9
03 Sep 2020 01:09:44 GMT9
  • 金融システムの至るところでコロナ関連の圧力が増しているにも関わらず、預金残高は前年同期比3%上昇の4965憶ドルに増加した。
  • サウジの金融セクターは、貸倒損失が予測されていた中で、平均41.4%の上昇を報告した。

アラブニュース

ロンドン:KPMG社の報告によれば、サウジの第2四半期の銀行預金残高は前年同期比でわずかに増加した。

金融システムの至るところでコロナ関連の圧力が増しているにも関わらず、預金残高は前年同期比3%上昇の4965憶ドルに増加した。

サウジの金融セクターは、2020年6月30日までの四半期は貸倒損失が予測された中で、平均41.4%上昇の22億9300万ドルを報告したとKPMGは発表した。

とはいえ、規制機関が国内の銀行に194億6700万ドルを注入したことが、貸し手である銀行の財務状態向上の助けとなった。

「全く将来に希望が持てない状態にあったわけではなく、希望の兆しとして、政府、中央銀行、規制機関が積極的な役割を果たしたサクセスストーリーがあったのです」とKPMGのサウジ関連業務執行社員であるハリル・イブラヒム・アル・デダイス氏は述べた。

第2四半期の全体的な銀行の収益は、前年同期比7.4%減少の55憶400万ドルであった。

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