リヤド：サウジ基礎産業公社（SABIC）の首脳らが、リヤドで毎年開催されている3回目の未来投資イニシアチブ（FII）で、同社の国家的イニシアチブNusanedを通じて、国際的なパートナーと3つの了解覚書に署名した。

合意の基盤は、SABICのローカル・コンテンツおよびビジネス開発部を通して築かれ、サウジ経済に4億9500万サウジアラビアリヤル（1億3200万ドル）近くを生む可能性がある。

この了解覚書は、建設から水インフラ、エネルギー、産業機械に至るまで、SABICの製品やソリューションを活用するプロジェクトや企業を対象としている。了解覚書には、エネルギー関連の産業やサービスに関するTaqnia Energyとの合意や、水処理および石油生産に必要な化学製品でのプロジェクトを実施するためのベーカー・ヒューズとの合意、高効率電動モーターのローカライズを支援するためのAurora MotorsやAl-Khorayef Groupとの合意が含まれる。

SABICのローカル・コンテンツおよびビジネス開発部部長のFuad Mosaは、次のように語った：「40年以上にわたり、SABICはサウジアラビア経済の成長の鍵となる貢献をしてきました。今日、我々は王国の経済への貢献を続け、雇用の拡大を推進することを再び示すことになります。サウジビジョン2030や、弊社独自の2025戦略の野心的な目標に向けた取り組みに引き続き尽力しています」。

彼はこう付け加えた：「これらのイニシアチブは、国民の利益になる王国への国際的な投資を呼び込むことに我々がますます重点を置いていることを反映するものです。Nusanedは、物流面の支援、製品、ソリューション、技術的サポートをここサウジアラビアで事業を展開する企業に提供することによるイニシアチブの調整を我々が続ける中、実を結んでいます」。

SABICは、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子のリーダーシップの下で開催されたFIIの戦略的パートナーだ。このイベントは、世界的投資の未来を形作るために、イノベーター、投資家、あらゆる業界の世界的リーダーを集めている。