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米国の選挙は来週東京市場を揺るがすと予想される
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31 Oct 2020 12:10:43 GMT9
31 Oct 2020 12:10:43 GMT9
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東京：米大統領選の影響で来週の東京株式市場では乱高下が予想されている。
今週、東京証券取引所一部に上場しているベンチマークとなる225銘柄の日経平均は539.46ポイント（2.29％）下がって、22,977.13で金曜日の取引を終了した。
市場は5日連続で下落し、金曜日の日経平均は2カ月ぶりに2万3000円を割り込んだ。
市場は、欧米での新型コロナウイルス感染者数の急増に対する懸念と、火曜日に予定されている大統領選挙の結果に対する不確実性により、重い空気がのしかかっていた。
来週の日経平均は主に22,500～23,700の間で推移すると予想される、とアナリストやブローカーは述べている。
野村証券投資情報部・投資家サービス部の澤田麻希副社長は、「来週の市場は、選挙がほぼ唯一の焦点だ」と語った。
また、みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリストは、「選挙前の月曜日は活発な取引を控えることが予想されるため、プレーヤーにとっては4日間の週末のようなものになるだろう」と分析する。
東京市場は火曜日が祝日のため休みとなる。
特に前回の選挙では現職のドナルド・トランプ米大統領が予想外の勝利を収めたことから「結果が発表されるまで誰が勝つかは分からない 」と、野村證券の投資調査・投資家サービス部神谷和男シニアアソシエイトは語った。
野村證券の澤田氏は、「市場にとって最大のリスクは、勝者がしばらく確定しないことだろう」と語った。
民主党候補のジョー・バイデン氏は、レースではトランプ氏に先行していると報じられている。今回の選挙で増加が予想される郵送投票を批判したトランプ氏は、投票数が原因で敗北した場合、最高裁まで持っていく意向だ。
「次期大統領の決定に時間がかかれば、政策の不透明感が高まり、日経を押し下げる可能性が高い 」と澤田氏は警告した。
「一方で、選挙後すぐに当選者が確定すれば、日経は上昇するだろう」と三浦氏は語った。
「誰が勝つかにかかわらず、市場は米国の新たなコロナウイルス救済策への期待に支えられているだろう」と澤田氏は述べた。
一方、市川氏は、大統領選に合わせて選挙が行われる米上院では、どの政党が政権を握るのか、投資家も注意深く見守っているだろうと述べた。
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