サウジアラビア　新輸送戦略で「1500億ドル押し上げ」

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06 Jul 2021 08:07:16 GMT9

ヘブシ・アルシャマリ

リヤド：　サウジアラビアは、その新しい輸送物流戦略が、公共交通機関、鉄道、空港の拡張および開発などの分野への投資で、2030年までに5500億リヤル（1500億ドル）を生み出すと期待していると、5日、サウジアラビア運輸物流事業大臣が述べた。

サレ・アルジャセル大臣は、必要投資額の35%を政府が拠出し、残りは民間投資家からの出資になるものとし、この戦略は、メッカ巡礼や観光、また産業などの多くのセクターを結びつけるため、経済活動に複合的な利益もたらすだろうと述べた。

民間航空総局のアブドルアジズ・アルドゥエレジ会長は、サウジアラビア航空は新しい戦略の下で、現在、90ある就航地から、世界中の250の就航地にまで伸ばすことを目指していると述べた。サウジアラビアは、現在の空港の旅客受け入れ能力を年間1億300万人から3億3000万人に増やすことを目指す。

1週間前にムハンマド・ビン・サルマン皇太子殿下が、新しい輸送および物流の詳細な計画を発表した。これは、サウジアラビアを3つの大陸を結ぶ世界的な物流拠点として位置付け、サウジビジョン2030を支援し、すべての輸送サービスの改善を目的とするものである。

関係組織の作業強化のための管理改善とともに、2番目の国営航空会社の立ち上げなど、戦略の経済的および社会的な目標の達成支援のため、多数のプロジェクトが計画されている。運輸省は運輸物流事業省に改称された。

「この戦略は、サウジアラビア王国の運輸および物流部門における人的および技術的能力を強化することであろう」と皇太子殿下は述べた。

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