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サウジ、化学製品の輸出が急増し非石油部門輸出が26%増加

(写真はShutterstockから)
(写真はShutterstockから)
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25 Jan 2022 08:01:53 GMT9
25 Jan 2022 08:01:53 GMT9

ジアド・サッバーフ

リヤド:サウジアラビア総合統計庁(GASTAT)の発表したデータによると、昨年11月期、化学製品の輸出が顕著に増加し、同国の非石油部門の輸出が年率26.1%の伸びを記録したことがわかった。

化学製品とその関連分野の輸出が拡大して前年比で70.6%増加し、非石油製品輸出の34%を占めた。

プラスチック製品とゴム製品の輸出も増え、年率38.4%の伸びを示した。

GASTATの最新の報告によると、昨年11月期の非石油部門の貿易収支は、前月の42.3%から52.6%へと増加した。一方輸入は、非石油部門輸出が高い伸びを示したのとは対照的に、わずか1.4%の増加を記録した。

また、同11月期には石油輸出も112.8%急増し、総輸出額に占める石油の割合も前年同期の65%から75.8%へと伸びた。商品輸出全体においても、前年比で82.5%増加した。

サウジアラビアにとって最大の貿易相手国は中国で、総輸出の17.2%、総輸入の20.6%を占めた。サウジの物品・サービスの他の主要輸入国はインドと日本で、サウジの輸出額の内、それぞれ11.6%、9.6%を輸入した。輸入国の上位10カ国には他に韓国、米国、アラブ首長国連邦(UAE)、エジプトなどが名を連ねた。

また米国とUAEはサウジの総輸入額の内、それぞれ11.4%と6%を占めた。

GASTATは輸入時に利用される主要な税関にも言及し、昨年11月期の総輸入の内25.9%はジェッダ・イスラム港を通関したと記した。また、キング・アブドルアジーズ港、キング・ハーリド国際空港、バトハーがそれに続いた。

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