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OPEC+の産出上限緩和にもかかわらず、2021年のサウジ原油輸出は減少

(シャッターストック)
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21 Feb 2022 04:02:56 GMT9
21 Feb 2022 04:02:56 GMT9

リヤド: OPEC+諸国との合意の下、サウジアラビアは2021年により多くの原油産出を認められていたにもかかわらず、1年前よりもその原油出荷量は減少した。

サウジアラビアの原油輸出量は1日平均622万バレルで、2020年よりも6.6%少なかったことが、合同組織データイニシアチブ (JODI) が投稿したデータで明らかになった。

同国の原油輸出量は、2020年と2019年もそれぞれ5.3%と4.6%減少していた。

2021年12月に、王国は1日あたり694万バレルの原油を輸出した。これは、前月から0.2%の減少であったが、前年同月よりも6.8%増加した。

2021年は原油産出量も減少し、2020年の922万バレル / 日に対し、平均912万バレル / 日となり、2020年の前年比6%減に続いて1.1%の減少となった。

しかし、2021年12月の産出量は前月から1.1%増の1,002万バレル / 日まで回復した。これで産出量は8ヶ月連続の増加で、前年同月からは11.6%の増加となった。

半年ごとの数値を見ると、2021年下半期の1日あたりの原油輸出量は平均667万バレルで、前年同期比の8.8%増となった。2021年上半期と比較すると、その伸び率はさらに大きい15.5%であった 。

原油産出量は、2021年下半期の平均で974万バレル / 日となり、2020年下半期および2021年上半期よりもそれぞれ9.4%および14.5%伸びた。

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