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ケリー元日産元役員 判決を不服として控訴

(AFP)
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(ANJ/ Pierre Boutier)
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03 Mar 2022 11:03:30 GMT9
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アラブニュース・ジャパン
東京:日産自動車前会長カルロス・ゴーン被告の報酬過少記載事件で、元代表取締役グレッグ・ケリー被告の弁護団の一人である藤原大輔氏は木曜日、東京地裁が執行猶予付きの有罪判決を言い渡したことを不服として、控訴する方針を報道陣に明らかにした。
ケリー被告は、約7億5000万円に上るゴーン被告の報酬隠しについて断固として否定。数年間にわたって報酬隠しに関与したとして告発されていたが、2017年についてのみ有罪とされた。ケリー被告は、2018年に別の日産幹部ハリ・ナダ専務執行役員が検察と司法取引を行い、起訴されていた。
ゴーン被告の報酬虚偽記載をめぐる責任の多くは、ゴーン被告とケリー被告を有罪とするために検察と司法取引をした大沼敏明・元秘書室長にある。ゴーン被告の報酬を管理する立場にあったのは大沼氏だった。
弁護団は、違法行為に関与した事実は一切なく、判決は理解できないとのケリー被告のコメントを発表した。
日産に対しては罰金2億円(200万ドル未満)が言い渡された。
日産は、保釈中の2019年にレバノンに逃亡したゴーン被告を有罪とするために数億ドルを費やした。2018年の企業クーデターでゴーン被告が退任して以来、同社の価値は約300億ドル下落したという。
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