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サウジアラビアのインフレ率、2月に1.6%へ上昇 食品・ガソリン価格の上昇で

2月の消費者物価の年間伸び率の上昇は、ガソリン価格と食品価格が上昇したことによるものとGASTATは述べている。(Shutterstock)
2月の消費者物価の年間伸び率の上昇は、ガソリン価格と食品価格が上昇したことによるものとGASTATは述べている。(Shutterstock)
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16 Mar 2022 03:03:18 GMT9
16 Mar 2022 03:03:18 GMT9

アラブニュース

サウジアラビア総合統計庁(通称:GASTAT)は、オンラインで公開したプレスリリースで、ガソリン価格と食品価格の上昇により、2月の消費者物価の年間上昇率が1.6%に加速したと発表した。

2022年1月の年間インフレ率は1.2%であった。

2月は、ガソリン91、ガソリン95、ディーゼルの価格がそれぞれ前年比で26.7%、25.9%、21.1%上昇した。 

それでも、1月の30%強、2021年12月の45%の伸びと比較すると、比較的緩やかな伸びを示している。

運輸部門全体の物価の年間上昇率は、1月の4.9%から2月には4.3%に鈍化した。

しかし、アラブニュースがまとめたデータによると、一般消費者物価指数における運輸部門のウェイトが13%(3番目)であることから、この部門は2月も依然として総合インフレ率を押し上げる主たる要因となった。

一方、食品部門の寄与度―2月時点で運輸に次いで2番目である―は、2021年12月から2倍以上になっている。

住宅、水、電気、ガスの価格については―26%と最大のウェイトを占めるグループだ―2020年9月以降に観察されたデフレはほぼフェードアウトしたようだ。 

このグループの物価の前年比下落率は、2022年1月の1.35%、2021年9月の3%と比較して、2月は0.19%に鈍化した。

その結果、このグループの総合インフレ率への寄与度は、1月と比較して2月は7分の1となり、このグループが輸送と食品部門に次いで3番目に重要な要因であった1月と比較して、無視できるほど小さくなっている。

その他の変化としては、雑品目部門の価格において2.2%上昇したことがあげられる。 

1月の1.2%から伸びが加速し、2月では運輸、食料品に次いで3番目に重要な要因となった。 

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