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サウジアラビア、ジュバイル港と世界の11港を結ぶ新たな海運サービスを発表

この最新の航路によって、ジュバイル商業港は競争力のあるハブ港として位置づけられ、多くの付加価値をもたらす機会を輸出入業者に提供することになる。(提供写真)
この最新の航路によって、ジュバイル商業港は競争力のあるハブ港として位置づけられ、多くの付加価値をもたらす機会を輸出入業者に提供することになる。(提供写真)
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03 Jan 2023 08:01:28 GMT9
03 Jan 2023 08:01:28 GMT9

アラブニュース

リヤド:マワニと呼ばれるサウジ港湾局の発表によると、サウジアラビアの港湾部門は、ジュバイル商業港とトルコ・インド亜大陸・アフリカ・中東を結ぶ、大手海運会社による新たな海上輸送サービスを開始した。 

MSC(Mediterranean Shipping Co.)が運営するこの新サービスによって、ジュバイル港と世界の11港が結ばれ、中東のハリーファ、ジュベル・アリ、ハマド、カラチ、ムンドラ、ハジラ、アレクサンドリア、テキルダグ、アリアガ、メルシン、キング・アブドゥラー港まで週1便が運航される。このサービスは5隻の船舶で運航され、その平均積載量は25フィートの海上コンテナ8,000個分もある。 

プレスリリースによると、この最新の航路によってジュバイル商業港は競争力のあるハブ港として位置づけられ、サウジアラビアの国家輸送・物流戦略の目的に沿った多くの付加価値をもたらす機会を輸出入業者に提供することになるという。 

ジュバイル商業港は、地元産業が世界市場に製品を輸出するためのゲートウェイとして機能しており、サウジアラビアの対外貿易と経済成長を後押ししている。  

3大陸の交差点という戦略的立地のおかげで、大手海運会社はサウジアラビアを重要な港だとみなしており、その海上輸送サービスをサウジアラビアの港湾部門は歓迎するに違いないと、マワニは付け加えた。 

先週、マワニとMSCのMEDLOGは、2,600万ドルを超える投資でキング・アブドルアジーズ港に史上初の総合物流施設と再輸出区を設立する契約にも署名した。 

さらに先週、ジュバイル商業港と、カタールのハマド港などの世界の港を結ぶことで、インドと東地中海をつなぐ海運サービスも開始された。 

マワニはこの2年間、国内外の大手企業と5億ドル以上に相当する重要なパートナーシップを結び、6,000人以上の直接的および間接的な雇用機会を創出できる近代的な物流施設を6つ設立した。 

マワニは、サウジアラビアの港を投資プラットフォームに変え、サウジアラビアが世界と貿易することを促進する目的で、1976年に設立された。 

マワニが求めているのは、サウジアラビアの海事産業の成長と革新を可能にする運営モデルに支えられた、効果的な規制と商業環境である。

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