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トヨタ、航続距離1,000kmの自動車用バッテリーを発表

最近のトヨタテクニカルワークショップで、日本ナンバーワンの自動車会社は、自動車の世界を変える製品を発表した。 (トヨタ)
最近のトヨタテクニカルワークショップで、日本ナンバーワンの自動車会社は、自動車の世界を変える製品を発表した。 (トヨタ)
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25 Jun 2023 11:06:55 GMT9
25 Jun 2023 11:06:55 GMT9

アラブニュースジャパン

東京:トヨタは、最近行われたテクニカルワークショップで、航続距離1,000kmのバッテリーなど、自動車の世界を変える製品を発表した。 
中嶋裕樹副社長は、トヨタのこれまでのイノベーションについて次のように述べた。「トヨタは、現在ハイブリッド車の代名詞であるプリウスやミライ燃料電池車など、困難な課題であると考えられていたものをその技術力で克服し、未来への道を切り開いています。」

トヨタは、次世代バッテリー式電気自動車(BEV)に使用する予定の高性能版と普及版 、2種類の次世代リチウムイオン電池を発表。

高性能版はエネルギー密度を高め、空気力学などの要素によって車両効率を向上させることにより、航続距離を従来のバッテリーの2倍の1,000kmに延長する。同時に、コストを20パーセント削減し、20分以下の急速充電時間を実現することも目指している。 

バッテリーの開発だけが BEV の性能を決定するわけではない。抗力の最小化、エネルギー回生の改善、全体的なエネルギーと熱の管理などの車両設計の考慮事項にも同時に取り組む必要がある。トヨタが導入した車両設計のそのような側面の 1 つは空力技術だ。トヨタは三菱重工業の宇宙システム事業部と共同で極超音速ロケット技術の自動車への応用に取り組んでいる。トヨタは車両の軽量化とともに、抗力係数を既存車体(0.20)の10分の1程度に低減したい考えだ。 



トヨタは2030年までに10万台相当の水素燃料電池のオファーを受けているが、同社は水素燃料電池ユニットと水素自体が依然として高価であることを認識している。ただし、既存の発電能力が 30% 向上すると予想している。 トヨタはまた、タイで家禽由来のバイオガスから水素を製造するプロジェクトについても報告。三菱化工機と共同開発した実証ユニットを設置したとしている。

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