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サウジアラビア、2030年までに物流パフォーマンス指標のトップ10入りを目指す

サウジ公共交通局局長で運輸物流副大臣のルマイフ・アル・ルマイフ博士は、サウジアラビアは2030年までに世界銀行の「物流パフォーマンス指標」の上位10ヶ国に入ることを目指すと述べた。(SPA)
サウジ公共交通局局長で運輸物流副大臣のルマイフ・アル・ルマイフ博士は、サウジアラビアは2030年までに世界銀行の「物流パフォーマンス指標」の上位10ヶ国に入ることを目指すと述べた。(SPA)
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15 Jul 2023 04:07:23 GMT9
15 Jul 2023 04:07:23 GMT9
  • サウジアラビアはロンドンで海運イニシアティブやその成果を紹介している
  • 2030年までにLPI上位10ヶ国入りするためのサウジアラビアの取り組みには、59の物流ゾーンの設立などがある

アラブニュース

リヤド:サウジ公共交通局(PTA)局長で運輸物流副大臣のルマイフ・アル・ルマイフ博士は13日、サウジアラビアは2030年までに世界銀行の「物流パフォーマンス指標(LPI)」の上位10ヶ国に入ることを目指すと述べた。

世界銀行のウェブサイトによると、LPIは「各国が貿易物流のパフォーマンスにおいて直面している課題や機会を特定するうえで役に立つよう作成された、インタラクティブなベンチマーキングツール」である。

アル・ルマイフ氏のコメントは、サウジアラビアの海運イニシアティブやその成果を紹介するためにPTAがロンドンで開催した展示会でなされたものだ。数人の外交官や国際海事機関(IMO)のメンバーがこのイベントに参加した。

駐英サウジアラビア大使であるハーリド・ビン・バンダル・ビン・スルタン王子は、海運セクターにおけるサウジアラビアの進展は、IMOとの緊密な協力や海洋環境への支援も含め、「サウジビジョン2030の持続可能な発展目標の実現に向けたサウジアラビアの確固たる深いコミットメント」を反映したものだと述べた。

アル・ルマイフ氏は、運輸・物流サービスのための国家戦略は「海運セクターの発展のあらゆる面において明確な目標」を設定していると指摘した。

2030年までにLPI上位10ヶ国入りするためのサウジアラビアの取り組みには、59の物流ゾーンの設立や、港湾の輸送能力をコンテナ4000万個分超に向上させることなどがある。

アル・ルマイフ氏は、「気候、協力、船員を促進するイニシアティブにおいてIMOや加盟国との協力路線を精力的に追求できることを嬉しく思う」と述べた。

同氏はまた、9月4~6日に海運業の持続可能性に関する会議が「よりグリーンな未来のためのイノベーション」というテーマのもとで開催されることを発表した。

今回のPTAロンドン展示会には官民両方から、環境水資源農業省、サウジアラビア海軍、国境警備隊、ザカート・税・税関庁、サウジ港湾局、サウジ紅海局、NEOM、国家海運アカデミーなどが参加した。

いくつかのプレゼンテーションが行われ、海運セクターにサービスを提供するためのテクノロジーの使用や、海運機関の設立・認定などの取り組みが紹介された。

 

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